佐野市吉水町:興聖寺と清水城跡
過日,曹洞宗・普應山興聖寺(栃木県佐野市吉水町)を参拝した。本尊は,釈迦牟尼仏。
佐野西国三十三観音第十四番となっている。
興聖寺の境内は,清水城跡の中にある。清水城は,鎌倉時代に築城され,四角形の土塁と堀で四周が囲まれた構造をしている。佐野氏の改易によって清水城が廃城になった後,興聖寺がこの場所に移転して境内地とし,今日に至っているようだ。
土塁と堀は,基本的にほぼ全部残っているように見える。ただし,周囲が宅地化していることから,北側と南側からアクセスするのは不可能。また,境内地の大部分が墓地化しており,櫓台のような比較的大きな構造物の上には歴代住職の墓所があるため,内側からのアクセスにも大きな制限がある。
例外的に,城跡北東側の駐車場部分付近の土塁に関しては,内側から見学することが可能となっている。
石塔と清水城跡の標識
古い供養塔
御堂(観音堂?)
山門
参道
本堂
歴代住職の墓所
北東側の土塁内側の様子
佐野市:清水(しみず)城跡
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