ミヤマイラクサとトゲカメムシ
先日,信州小諸にある布引観音の参道(長い石段脇)でミヤマイラクサ(Laportea cuspidata)が開花しているのを見つけた。
ミヤマイラクサには無数の鋭い棘があり,結構痛いのだけれども,山菜の「アイコ」として利用されることがあるので,とても興味深い。
ミヤマイラクサとイラクサ(Urtica thunbergiana)との識別点は,葉のつき方にあり,ミヤマクラクサでは互生するが,イラクサでは対生する。
既に結実している雌花には,トゲカメムシ(Carbula abbreviata)と思われるカメムシが来ていた。小さなクモも来ていたが,同定できなかった。
同上
松江の花図鑑:ミヤマイラクサ(深山刺草)
虫ナビ:トゲカメムシ
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