ミヤマイラクサとトゲカメムシ

先日,信州小諸にある布引観音の参道(長い石段脇)でミヤマイラクサ(Laportea cuspidata)が開花しているのを見つけた。
ミヤマイラクサには無数の鋭い棘があり,結構痛いのだけれども,山菜の「アイコ」として利用されることがあるので,とても興味深い。
ミヤマイラクサとイラクサ(Urtica thunbergiana)との識別点は,葉のつき方にあり,ミヤマクラクサでは互生するが,イラクサでは対生する。

既に結実している雌花には,トゲカメムシ(Carbula abbreviata)と思われるカメムシが来ていた。小さなクモも来ていたが,同定できなかった。

IMG_1880.JPG雌花序


IMG_2162.JPG果実の状態になった雌花


IMG_2137.JPGツノカメムシ


IMG_2140.JPG同上


IMG_2158.JPG
同上


IMG_2144.JPG小さなクモ(同定不能)


IMG_2142.JPG雄花序


IMG_2154.JPG

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 松江の花図鑑:ミヤマイラクサ(深山刺草)

 虫ナビ:トゲカメムシ



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