栃木県芳賀郡市貝町市塙:山根城址と芦原城址(その3)
過日,山根城址と芦原城址(栃木県芳賀郡市貝町市塙)を見学した。
山根城址及び芦原城址に関しては,市貝町史編さん委員会編『市貝町史 第1巻 自然・原始古代・中世資料編』(平成2年)の774~775頁に解説と詳細な見取り図がある。
山根城址の北西側~北側のゆるいS字の道を登り,主曲輪の北側にある木橋までたどりついた後,方形の主曲輪を囲っている空堀を北側~東側~南側~西側にずっと歩き,山根城址正面(西側)の木橋をわたって主曲輪(本丸)を見学した。
本丸には展望台があり,周辺をかなり遠くまで見通すことができる。築城当時にもこの高さの櫓があれば,同じように見通せたものと思われる。山根城址の実際の櫓は現在の展望台所在地付近ではなく,現在では四阿所在地となっている主曲輪北西隅の土壇様部分の上にあったものと考えられているようだ。
主曲輪(本丸跡)には山根城の歴史を記した石碑が立てられている。その石碑の碑文によれば,山根城は,那須資隆の十男・為隆(那須与一の兄)が建久年間に築城した千本城の支城の1つとのこと。ただし,詳細は分からない。
碑文面
本丸中心部
四阿(櫓台跡推定地)
展望台
展望台から見える景色
展望台から見える景色
展望台から見た筑波山(ズーム)
展望台から見た芦原城所在地付近
このあと,正面の階段を歩いて城を降りた。途中で東側の帯曲輪のような場所を少しだけ見学した。
階段と木橋
山根城址南側~南東側にある帯曲輪のある場所付近
山根城址を見学した後,比較的近くにある「味と憩いの店吾作」という食堂でランチをとった。「いち貝ラーメン」というものがあったので食べてみた。味は普通。貝が一個だけ入っているのではなく,複数の種類の貝が入った海鮮風味ラーメンといった感じ。「いち貝ラーメン」という命名なので,「市貝町に来た!」という思いでを残すためには良いラーメンではないかと思う。
「いち貝ラーメン」
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