栃木県芳賀郡市貝町市塙:石下古墳群1号墳

過日,石下古墳群の所在地(栃木県芳賀郡市貝町市塙)を訪問した。
説明板によれば,石下古墳群は,元は20基の古墳で構成される古墳群だったが,ゴルフ場の造成等のために6基の古墳が湮滅したとのことなので,現存する古墳数は14基ということになる。その中の何基かは道路からもちょっと見える場所にあるのだが,草木の葉が生えている季節には墳丘を視認することが困難なので,草木の葉が生えていない季節に再訪することにし,今回は,1号墳だけ見学した。

市貝町史編さん委員会編『市貝町史 第1巻 自然・原始古代・中世資料編』(平成2年)の462頁によれば,石下古墳群の1号墳は,直径約23m・高さ約1.6mの円墳とされており,「神社境内にあり,墳頂に社を置く」との注記がある。
この神社とは,芳賀カントリークラブコース管理部の交差点の北西約300mのところに鎮座する「大神宮」のことを指す。
大神宮を参拝した上で,その周辺を拝見した。
なお,大神宮前を通る道路に面して,古墳配置概略図を含む詳細な説明板が立てられている。


IMG_3708.JPG説明板


IMG_3711.JPG鳥居


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参道


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社殿正面


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社殿


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板碑


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斜め前から見た様子


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境内社


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北西の方から見た大神宮の前を通る道路
(右手が境内地・奥がゴルフ場)



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