南相馬市小高区小高:相馬小高神社と小高城跡
過日,相馬小高神社(福島県南相馬市小高区小高)を参拝し,同社の境内地になっている小高城跡の本丸付近を見学した。
相馬小高神社は,相馬三妙見社の一社。元弘2年(1323年)に創建の神社とのこと。相馬氏の祖とされている平将門の妙見信仰を承継するものだと一般に考えられている。元は神仏習合していたけれども,明治大学の神仏分離により,妙見菩薩を真言宗豊山派・金室山金性寺(福島県南相馬市小高区仲町・東日本大震災による改修工事の関係で,現在は福島県南相馬市原町区大甕において仮開山)に移し,以後,天之御中主命を祭神としている。
私が相馬小高神社を訪問した時には境内地の一部が改修工事中だったけれども,主要部分の概ね全部を拝見できた。
小高城は,北畠顕家が率いる南朝の軍勢に対する防御のために築城された城。この城をめぐって激しい攻防が重ねられたようだ。現在では普通の公園のような姿になっているけれども,往時には複数の出城をもち,もっと防御力の高い城だったようだ。ただ,城の規模としては,全体に小さいということを否めない。そのために,その後,相馬氏の本拠地は,中村城(福島県相馬市中村)に移動した。
聖徳太子
小高城の由来
説明板
参道
(小高城主郭付近)
拝殿
本殿
本殿側面
本殿の彫刻(一部)
天照皇大神
御神水
(城中井戸?)
境内社(辨天宮等)
境内社(辨天宮等)の裏にある土塁跡
本殿裏付近にある土塁跡
境内社(天満宮)
天満宮裏付近にある土塁跡
境内社(雷神社)
境内地西側の平坦部の様子
忠魂碑など
境内社(山津見神社)
境内社(棚機神社)
西の方に降りる道
城跡東側にある弁天池(堀跡の一部)
城跡東側にある堀跡の一部
城跡北西側にある堀跡の一部
西の方から見た小高城跡所在地付近の様子
余湖:小高城(紅梅山浮舟城・南相馬市小高字古城・城下)
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