宮城県伊具郡丸森町台町:台町古墳群(その4)

過日,台町古墳群(宮城県伊具郡丸森町台町)を見学した。

台町古墳群は,175基の古墳(1基の前方後円墳+174基の円墳)によって構成される大規模な古墳群。
それらの古墳の全部を見学することはできないが,史跡公園として整備された区域内にある主要な古墳を見学できる。

今回の見学では,公式の番号が確定していない古墳に関しては,私自身の資料識別整理用に「X**号」という番号を付して写真を撮ることにした。この番号は,あくまでも私の個人的な目的のもので,公式の番号ではない。

全体像を掴むため,とりあえず1号墳~3号墳,展望台等の所在地となっている史跡公園北西端付近まで進み,そこから逆戻りするようにしながら戻り,途中で北東側に分岐する尾根にある古墳を観察した後,元の分岐点に戻り,南東側の入口まで戻りながら古墳や史跡公園全体の現況を観察した。

19号墳の南東側に隣接して20号墳がある。20号墳は,台町古墳群を構成する古墳中で唯一の前方後円墳。全長23m,後円部直径22m・後円部高さ4m,前方部幅12mとされている。明治36年に発掘され,出土品の一部は東京国立博物館に収蔵・展示されている。

IMG_0682.JPG19号墳の墳頂から見た20号墳


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20号墳の後円部東側裾付近


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東の方から見た20号墳の後円部


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南東の方から見た20号墳の後円部


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南西の方から見た20号墳の全景
(左手前が前方部・右奥が後円部)


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西の方から見た20号墳の前方部端
(手前部分は地山の斜面)


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20号墳の前方部端付近から西の方に下る地山の斜面
(左端は21号墳の標柱)

20号墳の西側の通路脇には21号墳があり,20号墳の南西側通路脇には22号墳がある。いずれの古墳も斜面上にある墳丘の低い小円墳であり,笹薮の中にあるので非常にわかりにくいが,一応見える。21号墳の所在地には標柱が立てられている。

正確な計測値はわからないが,遺跡分布図の記載から推算すると,21号墳は直径15m前後の円墳,22号墳は直径8m前後の円墳と思われる。

IMG_0704.JPG21号墳


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22号墳の所在地


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北の方から見た22号墳


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東の方から見た22号墳


20号墳の東側に隣接して31号墳がある。31号墳の北東側斜面上には小円墳が存在していることになっているが,危険なので近づかなかった。

31号墳は,直径15m前後の円墳と思われる。

IMG_0688.JPG西の方から見た31号墳の所在地
(右手前は20号墳の後円部裾)


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北西の方から見た31号墳


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南西の方から見た31号墳

20号墳の後円部の南側に隣接して小円墳(X4号墳)がある。X4号墳の西側には22号墳がある。番号が確定していないが,23号墳に該当するのではないかと考えた。

X4号墳は,直径8m前後の円墳と思われる。

IMG_0722.JPG西の方から見たX4号墳


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南の方から見たX4号墳


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南東の方から見たX4号墳


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