南相馬市鹿島区横手:横手古墳群(その3)

過日,横手古墳群(福島県南相馬市鹿島区横手)を見学した。
横手古墳群は,常磐線の線路近くのA地区に含まれる古墳(15基)と初発神社周辺のB地区に含まれる古墳(4基)とに分けて分類されている。
横手古墳群に含まれる古墳の概要は,鹿島町教育委員会編『真野古墳群確認調査報告書』(昭和50年3月)の中で示されている。

初発神社を参拝した後,B地区(原田地内)の古墳を見学した。

横手古墳群のB地区4号墳は,初発神社の北西約30mのところにあり,径6.3×5.7m・高さ0.9mの円墳とされている。墳頂付近に比較的大きな石材がある。
B地区4号墳の所在地は,民家の庭のような場所となっているため近くに寄らず,道路から見える範囲内で見学した。草木に葉のない寒い季節であれば,墳丘残と石材をより明確に観察できるのではないかと思う。

横手古墳群のB地区3号墳(径16.5×7.0m・高さ0.5m)の所在地は,B地区2号墳の南東約20mのところにある墓地区画の隅付近となっている。道路から見える限りでは,完全に墓地化して湮滅しているように見えたので,その近くには寄らなかった。

IMG_0436.JPG南東の方から見たB地区4号墳所在地付近


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B地区4号墳の墳頂付近
(中央付近に明るい茶褐色の石材が見える)


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北の方から見たB地区4号墳


初発神社の北東に隣接して,B地区2号墳がある。図面上では,道路に面した法面のような部分は地山の一部であり,墳丘はその上の少し膨らんだ部分だけのように見える。ただし,林の中には入らず,墳丘にも登らなかったので,正確なところはわからない。
B地区2号墳は,径26.5×23.8m・高さ3.4mの円墳とされている。

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西の方から見た初発神社境内地の北側を通る道
(右手の大きな森が初発神社境内地・左手の小さな森がB地区2号墳所在地)


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B地区2号墳所在地付近


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B地区2号墳の墳丘部分近景


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東の方から見たB地区2号墳の所在地付近


このあと,南東の方に戻りながら,A地区1号墳及び2号墳の所在地に向かった。

IMG_0463.JPG移動の途中で見えた景色


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移動の途中で見えた景色


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