東松山市下唐子:下唐子8号墳

過日,下唐子8号墳(埼玉県東松山市下唐子)を見学した。下唐子8号墳の所在地は,下唐子2号墳(冑塚古墳)の所在地と同じ台地上の西に隣接している。下唐子8号墳は,直径約18mの円墳とされている。実際にはもっと大きな古墳のように見える。立派に管理されており,素晴らしいと感じた。

塩野博『埼玉の古墳 比企・秩父』(さきたま出版会,2004年)の226頁によれば,下唐子2号墳は,昭和56年に発掘調査されたとのこと。

下唐子2号墳(冑塚古墳)及び下唐子8号墳の所在地周辺には,かつて多数の古墳があり,「原坂口古墳群」と呼ばれていたようだ。この原坂口古墳群は,下唐子1号墳(御嶽山古墳)所在地を中心とする御嶽山古墳群及び下唐子3号墳(若宮八幡古墳)所在地を中心とする塚原古墳群と共に,現在の下唐子古墳群に統合されて理解されている。

下唐子2号墳の近くに小さな塚状地形の場所がある。自然地形とは思われない。これまでのところ古墳とはされていないようなのだが,古墳なのか,後代の塚なのか,または,現代に構築された土塊かもしれず,よくわからない。陪墳とする見解もある。

これらの古墳の所在地は,私有地内と判断できる場所だったので,通行可能な道路だと判断できる部分だけを歩いて見学した。

IMG_6995.JPG北東の方から見た下唐子8号墳


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南東の方から見た下唐子8号墳


IMG_7010.JPG北の方から見た塚状地形部分


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北東の方から見た塚状地形部分


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古墳由来と思われる礫


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