富士市伝法:広見公園の古墳(その2)

過日,広見公園(静岡県富士市伝法)を訪問した。 公園内のふるさと歴史ゾーンには,古代の古墳(横沢古墳,伝法土手内古墳群の2号墳,2号墳,4号墳,26号墳,27号墳)があり,また,江戸時代~明治時代の歴史的建物が保存されている。順に見て回った。とても勉強になった。なお,伝法古墳群の所在地に関する記述は,富士市教育委員会編『富士市埋蔵文化財調査報告第59集 伝法 中原古墳群』(富士市教育委員会,2016)の17頁にある。伝法古墳群の分布図は,富士市教育委員会編『富士市埋蔵文化財調査報告第64集 伝法東平第1号墳』(富士市教育委員会,2018年3月)の9頁にある。

伝法土手内古墳群の2号墳,2号墳,4号墳,27号墳は,広見公園の西側半分の緑地の北辺付近(モニュメント広場の北西側)の中に点在している。4号墳,27号墳は,現地に標柱が立てられているのですぐにわかるけれども,2号墳所在地には標柱がない。 2号墳に関しては,発掘調査後に何も残されなかったのか,または,仮に残されたとすれば,地下構造物が保存されているだけであり,地上にある小さな墳丘様のものは保護のための覆土であるために標柱が立てられていないのではないかと想像した。2号墳の所在地は,4号墳のすぐ近くであり,2号墳所在地に隣接して別の墳丘様のものがある。この墳丘様のものは2号墳の石材を転用して過去に構築された石垣の残存物とのことで,その石材の一部と思われる石材が露頭している。
伝法土手内27号墳は,4号墳から少し離れた南の方(彫刻の森の近く)にある。現地に27号墳の石室残存部分の一部が展示されており,その上の墳丘はないのだが,往時の様子を想像するには十分な展示内容となっている。

彫刻の森の区画内には様々な造形物が野外展示されている。その中には歴史をイメージしたものではないかというような印象を受けるものもあり,面白かった。

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南の方から見た伝法土手内4号墳


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南東の方から見た伝法土手内4号墳


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伝法土手内4号墳の墳丘上に祀られた石材


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伝法土手内2号墳所在地付近


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伝法土手内2号墳所在地付近の近景


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石垣跡?


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露頭している石材


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公園内の桜


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伝法土手内27号墳


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伝法土手内27号墳の説明板


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伝法土手内27号墳の石室残存部分


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彫刻の森


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彫刻の森内の展示物の一部


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彫刻の森付近から歴史ゾーンへと下る散策路
(左手にあるのは万葉歌碑「東歌」)
(中央奥にあるのは横沢古墳)


  ぺんの古墳探訪記:伝法土手内2号墳-4号墳-26号墳-27号墳【静岡県富士市】
  
  シュタイブ!:2020.1/26・その4・静岡市富士市・広見公園

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