つくば植物園:絶滅危惧生物展(その3)
つくば植物園の絶滅危惧生物展の会場となっている建物内には(Orchidaceae)の希少な植物のフラスコ内育成保続の研究施設があり,ガラス窓越しにその様子を見ることができる。
絶滅危惧生物展示の会場となっている建物以外の建物(温室)内でも様々な絶滅危惧種植物が保存栽培されており,個性的な花を咲かせていた。同一の種であっても条件が揃わないと開花しないことが多々あるため,同じ時期に訪問しても花と出逢えるとは限らない。例えば,バニラの仲間の花は一日花なので,運が良くなければその花と出逢うことができない。
つくば植物園は,世界中のラン科植物の保存のために特に集中的な努力と研究を重ねていることで知られている。
幾つかのラン科植物が花を咲かせていた。
デンドロビウム・クサントフレビウム
(Dendrobium xanthophlebium)
デンドロビウム・デンシフロルム
(Dendrobium densiflorum)
デンドロビウム・アマビレ
(Dendrobium amabile)
マスデバリア・リギアエ
(Masdevallia ligiae)
シンビジウム・ボルニエンセ
(Cymbidium borneense)
キクロポゴン・エラトゥス
(Cyclopogon elatus)
エウロフィア・スペクタビリス
(Eulophia spectabilis)
バニラ・プラニフォリア
(Vanilla planifolia)
バニラ・ボルニエンシス
(Vanilla borneensis)
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