下妻市大園木:甲神社と愛宕神社
過日,甲神社(茨城県下妻市大園木)を参拝した。祭神は,阿部宗任・経津主命。
甲神社は,宗任神社(茨城県下妻市宗道)と関係する神社とのことで,宗任神社の兼務社となっているようだ。それゆえ,甲神社の宮司も松本氏。おそらく,松本氏とその家臣の祖先がこの地に移ってきた時からの一族団結の象徴のような神社だったのだろうと想像される。
甲神社は,阿部宗任の冑を祀った神社から始まっているのだそうだが,道路工事等のため境内地が若干移動しているようなので,現在の境内地がその場所に該当するかどうかは不明。甲神社の境内を含む周辺一帯は,カブツ遺跡と呼ばれる縄文時代,奈良・平安時代,近世の遺跡包蔵地となっている。「カブツ」とは「冑」のことを意味するのだろうと思う。
甲神社の鳥居から南約50m(やすらぎの里しもつまの東約100m)のところに塚があり,愛宕神社が祀られている。この塚が阿部宗任の冑を埋めた塚なのかどうかも不明。なお,愛宕神社のある場所付近は,愛宕塚遺跡と呼ばれる近世の遺跡包蔵地とされているので,たぶん,この塚が愛宕塚に該当するのだろう。
甲神社は,宗任神社(茨城県下妻市宗道)と関係する神社とのことで,宗任神社の兼務社となっているようだ。それゆえ,甲神社の宮司も松本氏。おそらく,松本氏とその家臣の祖先がこの地に移ってきた時からの一族団結の象徴のような神社だったのだろうと想像される。
甲神社は,阿部宗任の冑を祀った神社から始まっているのだそうだが,道路工事等のため境内地が若干移動しているようなので,現在の境内地がその場所に該当するかどうかは不明。甲神社の境内を含む周辺一帯は,カブツ遺跡と呼ばれる縄文時代,奈良・平安時代,近世の遺跡包蔵地となっている。「カブツ」とは「冑」のことを意味するのだろうと思う。
甲神社の鳥居から南約50m(やすらぎの里しもつまの東約100m)のところに塚があり,愛宕神社が祀られている。この塚が阿部宗任の冑を埋めた塚なのかどうかも不明。なお,愛宕神社のある場所付近は,愛宕塚遺跡と呼ばれる近世の遺跡包蔵地とされているので,たぶん,この塚が愛宕塚に該当するのだろう。
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