茨城県東茨城郡城里町上青山:青山神社と古墳(その2)
過日,青山神社(茨城県東茨城郡城里町上青山)を参拝した。祭神は,五十猛命。
青山神社は,式内社常陸國那賀郡青山神社と比定されている。
常北町史編さん委員会編『常北町史』(昭和63年)の155~156頁によれば,古墳群の東側には旧若宮堀之内古墳群1号墳をはじめ合計38基の円墳が存在しており,古墳群の西側部分(青山神社境内地)には6基の古墳(2基の方墳・4基の円墳)が存在していると記されている。
この古墳群は,東西両側の部分を併せ,全体として,上青山古墳群と呼ばれている。
今回,本殿所在地(埴輪頭部出土地)及びその直近にある古墳所在地だったかもしれないような名残りのある場所3箇所の合計4箇所を除いても,明らかに墳丘と認識可能な塚状地形8箇所を確認できたほか,墳丘の残骸と強く推定される塚状地形2箇所の合計10箇所を確認できた。
それらの塚状地形の相対的位置関係を示す図を作成してみた。あくまでも相対的位置関係を示すものであり,距離,方位及び大きさは正確なものではないし,正確な所在地を示すものでもない。本殿所在地を含め,残骸かもしれないと思った場所は灰色で示すことにした。
正確な付番及び所在地が不明なので,このブログ記事では,あくまでも地点名を示すものとして地点A~地点Mと呼称し,特定することにした。
青山神社は,式内社常陸國那賀郡青山神社と比定されている。
常北町史編さん委員会編『常北町史』(昭和63年)の155~156頁によれば,古墳群の東側には旧若宮堀之内古墳群1号墳をはじめ合計38基の円墳が存在しており,古墳群の西側部分(青山神社境内地)には6基の古墳(2基の方墳・4基の円墳)が存在していると記されている。
この古墳群は,東西両側の部分を併せ,全体として,上青山古墳群と呼ばれている。
今回,本殿所在地(埴輪頭部出土地)及びその直近にある古墳所在地だったかもしれないような名残りのある場所3箇所の合計4箇所を除いても,明らかに墳丘と認識可能な塚状地形8箇所を確認できたほか,墳丘の残骸と強く推定される塚状地形2箇所の合計10箇所を確認できた。
それらの塚状地形の相対的位置関係を示す図を作成してみた。あくまでも相対的位置関係を示すものであり,距離,方位及び大きさは正確なものではないし,正確な所在地を示すものでもない。本殿所在地を含め,残骸かもしれないと思った場所は灰色で示すことにした。
正確な付番及び所在地が不明なので,このブログ記事では,あくまでも地点名を示すものとして地点A~地点Mと呼称し,特定することにした。
地点Aの塚状地形は,青山神社本殿西側に隣接する場所であり,主体部と思われる部分が大きく掘削されており,富士神社が祀られている。参拝した。
目測で直径5~7m程度の円墳のように見えるけれども,かなり変形しているので,正確なところはわからない。
目測で直径5~7m程度の円墳のように見えるけれども,かなり変形しているので,正確なところはわからない。
地点Bと地点Cは,青山神社本殿の北東側~東側に隣接している。それらしい雰囲気はあるが,単に境内社通路部分を掘削したために結果的にそうなっただけで,墳丘の名残りではないかもしれない。
この記事へのコメント