筑西市関本下:稲荷神社と古墳

過日,稲荷神社(茨城県筑西市関本下)を参拝した。
社殿の額には「正一位稲荷大明神」と記されている。社殿の傍に神輿殿がある。鳥居の脇には庚申塔や供養塔などが集められている。
稲荷神社の基壇部は,比較的大きな円墳状の高塚となっている。この高塚は,桜塚古墳または稲荷塚古墳と呼ばれる古墳の残存部とされている。現存する部分は,直径約30m・高さ約3.5mの後円部だけだが,元は前方後円墳であり,南西の方に向けた前方部があったと考えられている。復元された全長は約50mと考えられているようだ。
墳丘上にあった樹木の一部が伐採され,丁寧に除草もされていて,非常に見学しやすい状態となっていた。比較的新しい説明板が立てられており,文化財保護行政の執行という側面からすると,かなり良好な状態にあると言えると判断した。
この地区には,桜塚古墳の他にも古墳が残されている。しかし,その所在地は民家敷地内となっているので,新型コロナの関係等も考慮し,その所在地の方には行かなかった。
なお,稲荷神社周辺の道は比較的狭く,無理に自動車で通行しようとすると地元の方に迷惑をかける危険性があると判断した。そこで,近隣にあるオークラ77というパチンコ店にお願いして,その駐車場にクルマを停め,そこから先は徒歩で往復。この日は,休店日のようだったのだが,従業員の方が出勤しており,見学目的等を説明して駐車を許可してもらうことができた。まことにありがたいことだと思う。

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鳥居


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社殿


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社殿下にある石材


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庚申塔


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供養塔など


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手水


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説明板


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南西の方から見た様子
(手前道路付近が前方部所在地と推定されている場所)


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南東の方から見た様子


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北西の方から見た様子


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北の方から見た様子


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北東の方から見た様子

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