高崎市箕郷町西明屋:椿山古墳

過日,椿山古墳(群馬県高崎市箕郷町西明屋)を見学した。

椿山古墳は,箕輪町1号古墳とも呼ばれ,全長151.5mで,前方部を北の方に向けた前方後円墳とされている。ただし,箕輪城椿山砦(物見櫓)とするために前方部が削平されて平坦になっており,後円部だけが残されたような状態となっている。後円部と前方部との間には道があり,分断されたような状態。後円部も大規模に掘削されているように見える。しかし,実際の全長は,100m未満の前方後円墳だったのではないかと思われる。

現在,東の方から見ると,何となく前方後円墳としての全長を推測できるような状態となっている。撮影した写真に空想の前方部を点線で付加してみた。おまけに,Googleの航空写真に線を入れて空想の平面図をつくってみた。


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南東の方から見た後円部


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東の方から見た後円部


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前方部の方から見た後円部


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後円部墳頂付近


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墳頂付近に露頭している石材


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墳頂付近から見た前方部


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前方部頂付近(物見櫓跡?)


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空想の前方部(黄色線を付加)


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空想の古墳平面図(黄色線を付加)



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