かすみがうら市粟田:春日神社と堂地古墳群
過日,春日神社(茨城県かすみがうら市粟田)を参拝した。祭神は,春日神。
社殿の額には春日大明神と記されている。
春日大明神及びその近隣には公共駐車場がないので,常陸風土記の丘公園の駐車場にクルマを停め,そこから先は徒歩で往復した。
春日大明神の境内林内には4基の円墳で構成される堂地古墳群がある。
堂地古墳群の分布図及び解説は,佐々木憲一・田中裕編『常陸の古墳群』(六一書房)の205頁及び218頁にある。
1号墳及び4号墳に該当すると思われる塚状のものを見ることができた。
春日神社の石段を登り,鳥居をくぐり,参道を登ると,左手(西側)の林内に塚のようなものが見える。確実ではないが,4号墳(直径10m・高さ1mの円墳)に該当すると思われる。林内には入らず,参道から見える範囲内で見学した。
参道を更に登ると,春日神社の境内地に至る。
塚は,境内地の中(南西側)にも塚状ものがある。しかし,この塚状のものはゴミ山と思われる。
塚は,境内地の中(南西側)にも塚状ものがある。しかし,この塚状のものはゴミ山と思われる。
境内地から西に向かって林道のようなものが伸びている。この林道から見て南側(山裾近く)の林内に2号墳(直径12m・高さ2mの円墳)と3号墳(直径13m・高さ1mの円墳)が所在することになっているのだが,林内には入らなかったので,よくわからなかった。よく探せば見つけることができたかもしれないのだが,無理はしなかった。いつか機会があったら,そして,アクセス可能な林道が存在するのであれば,再訪して確認しようと思っている。
さて,この林道を春日神社の境内から西の方に進み,次第に北にカーブしながら登る場所付近に塚があった。その塚が1号墳(直径7m・高さ1.5mの円墳)に該当すると判断した。
さて,この林道を春日神社の境内から西の方に進み,次第に北にカーブしながら登る場所付近に塚があった。その塚が1号墳(直径7m・高さ1.5mの円墳)に該当すると判断した。
この林道を北の方に進み,東の方に折れると畑地に出る。その畑地と山林との境界付近にも塚のようなものがあった。この塚のようなものが古墳なのかどうかは不明。過去の開墾によって地山の一部が塚状に残ったもの,または,開墾の際の残土のようなものかもしれない。
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