千葉県長生郡長柄町:長柄横穴群(その1)
過日,長柄横穴群(千葉県長生郡長柄町)を見学した。
長柄横穴群の第1支群所在地には立派な駐車場と史跡長柄横穴群資料館があり,横穴群全体の配置図がある。その配置図によると,長柄横穴群は,第1支群及び第2支群と呼ばれる2つの場所に集中している横穴墓とそれ以外の場所に所在している横穴墓によって構成されており,全体としてかなり大規模な横穴墓群であることがわかる。ただし,現時点において一般公開されているのは第1支群の横穴墓だけとなっている。
地形や立地条件等から推察すると,これらの横穴墓以外にも相当多数の横穴墓がまだ埋もれたままとなっているのではないかと推測される。事実,近隣には既に判明している横穴墓群が非常に多数存在している。
長柄横穴墓群の第1支群所在地は非常に良く整備されている。アクセス道路も舗装されているのだが,幅が狭く,このような道路の走行に慣れていない人はちょっとビビるかもしれないと思った。しかし,アクセス道路の拡幅工事をすると横穴墓群の一部を破壊することになるかもしれず,なかなか面倒な問題があるものだと思う。
配置図に従い,順に横穴墓を見学した。入口が施錠されている横穴墓や完全に封鎖されている横穴墓もあった。透明な窓越しに内部を見学可能な横穴墓が幾つかあり,それらの窓には手動のワイパーのような装置が附属していた(その中の1つは壊れていてうまく作動しなかった)。一般に,石室内部の湿度や通気等の環境条件をいかに安定した状態に維持するかに関してはかなり難しい問題が含まれることがあり,例えば,高松塚古墳(奈良県高市郡明日香村)のような事例がある。
長柄横穴群の第1支群所在地には立派な駐車場と史跡長柄横穴群資料館があり,横穴群全体の配置図がある。その配置図によると,長柄横穴群は,第1支群及び第2支群と呼ばれる2つの場所に集中している横穴墓とそれ以外の場所に所在している横穴墓によって構成されており,全体としてかなり大規模な横穴墓群であることがわかる。ただし,現時点において一般公開されているのは第1支群の横穴墓だけとなっている。
地形や立地条件等から推察すると,これらの横穴墓以外にも相当多数の横穴墓がまだ埋もれたままとなっているのではないかと推測される。事実,近隣には既に判明している横穴墓群が非常に多数存在している。
長柄横穴墓群の第1支群所在地は非常に良く整備されている。アクセス道路も舗装されているのだが,幅が狭く,このような道路の走行に慣れていない人はちょっとビビるかもしれないと思った。しかし,アクセス道路の拡幅工事をすると横穴墓群の一部を破壊することになるかもしれず,なかなか面倒な問題があるものだと思う。
配置図に従い,順に横穴墓を見学した。入口が施錠されている横穴墓や完全に封鎖されている横穴墓もあった。透明な窓越しに内部を見学可能な横穴墓が幾つかあり,それらの窓には手動のワイパーのような装置が附属していた(その中の1つは壊れていてうまく作動しなかった)。一般に,石室内部の湿度や通気等の環境条件をいかに安定した状態に維持するかに関してはかなり難しい問題が含まれることがあり,例えば,高松塚古墳(奈良県高市郡明日香村)のような事例がある。
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