稲敷市:大杉神社

2018年の12月のことだが,大杉神社(茨城県稲敷市阿波)を参拝した。祭神は,倭大物主櫛甕玉大神。
神護景雲元年(767年)創始の神社とのこと。全国各地にある大杉神社の総本宮。
本殿等の建物は壮麗で,驚くばかり。狛犬も非常に立派なものだった。境内には多数の境内社等がある。私が訪問した時には参拝客が多く,写真に写り込んでしまうのを避けようと思っている間に,境内社の大部分の写真を撮らないでしまった。
大杉神社の境内地それ自体が城郭のようなつくりをしているのだが,その周辺には実際に中世の城郭遺跡が点在し,更には幾つかの古墳があるので,昔から交通の要衝として非常に重要な場所であったことは間違いない。
大杉神社のある半島状の台地の下の低地は,現在では田となっている。古代においては古代の霞ヶ浦の一部であり,海だった。その後も比較的最近まで水面の状態で,水運の盛んな場所だったようだ。「江戸崎」という地名がそのことを示している。

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麒麟門


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左側の狛犬


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右側の狛犬


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拝殿


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本殿


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境内


大杉神社の隣地には,天台宗・龍華山安穏寺がある。大杉神社の社殿と比較すると,やや地味になってしまわざるを得ないのだが,これもまた立派な建物だと思った。参拝した。


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安穏寺


安穏寺の北側隣地には葦船神社がある。


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葦船神社



 大杉神社
 http://oosugi-jinja.or.jp/

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