埼玉県秩父郡皆野町:円福寺と内出1号墳(薬師堂下古墳)

過日,真言宗智山派・平量山円福寺(埼玉県秩父郡皆野町皆野)を参拝した。この寺院は常陸平氏ゆかりの寺院で,平重能と平将平の墓所がある。現代の感覚だけだと茨城県の石岡周辺と埼玉県の秩父周辺とは全く無関係のように思われるかもしれないが,実はそうではない。かつての支配層というものは,自分とその子孫がその領地を私的に実効支配し,その範囲を拡大しようとするために相互に争い,勝者が支配地を拡大するということを繰り返していたので,関東地方全域にわたり領地の変動が大規模に発生し続けていたと考えるのが正しい。これらは,全て個人とその一族の旺盛過ぎる支配欲のなせるわざだと言わざるを得ない。
一般に,人間は,煩悩を滅却できない。煩悩を完全に滅却すると生存の欲望も消滅し,往生することになる。他方,その煩悩が異常に過大な場合,他者を苦しめることになることが多い。

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円福寺の山門


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円福寺の本堂


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平重能と平将平の墓所の説明板


円福寺のすぐ近くに薬師堂がある。その基壇部は,内出1号墳または薬師堂下古墳と呼ばれる直径約30mの円墳だとされている。墳丘上には薬師堂がある。その前で合掌した。

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薬師堂


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薬師堂の基壇部


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薬師堂の基壇部



 お城を歩く:円福寺
 https://yaplog.jp/rekishi-meijo/archive/326

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