南陽市:長岡南森遺跡(古墳推定地)
過日,長岡南森遺跡(山形県南陽市長岡)を見学した。長岡南森遺跡は,中世の城跡として知られてきたけれども,古墳の可能性が指摘され,調査が進められてきた。長岡南森遺跡のレーザー光線による測量結果に関しては南陽市教育委員会「南森測量調査報告書(古墳推定地に関する調査)」(平成29年3月)に詳細にまとめられている。この測量結果により,長岡南森遺跡が古墳である可能性が高いとされていたが,2019年に実施された調査の結果,くびれ部と推定される遺構が発見され,現時点では,古墳であることがほぼ確実となっている。
遺跡の北西付近にくびれ部と推定されている場所へ通じる小路のようなものがあったので,そこを歩いて前方部推定部分まで行ってみた。確かに,前方部としての特徴をもっている。前方部推定部分の尾根状の部分には途中で小路のようなものがあった。
後円部推定部分は,かなり大きく,全体としてフライパンを伏せたような扁平な形をしている。墳丘上には2つの祠と古い墓地があるはずなので,通路がありそうなものなのだけれども,公路から直接に登れる道をみつけられなかったので,おそらく,個人の敷地から入るしかないのだろうと思う。くびれ部推定部分から後円部のほうに進むことは全く不可能ではないと判断したけれども,藪が厳しかったので,それ以上には立ち入らなかった。くびれ部推定部分の東側は草地・斜面となっている。
遺跡の北西付近にくびれ部と推定されている場所へ通じる小路のようなものがあったので,そこを歩いて前方部推定部分まで行ってみた。確かに,前方部としての特徴をもっている。前方部推定部分の尾根状の部分には途中で小路のようなものがあった。
後円部推定部分は,かなり大きく,全体としてフライパンを伏せたような扁平な形をしている。墳丘上には2つの祠と古い墓地があるはずなので,通路がありそうなものなのだけれども,公路から直接に登れる道をみつけられなかったので,おそらく,個人の敷地から入るしかないのだろうと思う。くびれ部推定部分から後円部のほうに進むことは全く不可能ではないと判断したけれども,藪が厳しかったので,それ以上には立ち入らなかった。くびれ部推定部分の東側は草地・斜面となっている。
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