つくば市谷田部台町:薬師堂と愛宕神社など
つくば市の西部を流れる谷田川の河川敷に谷田部野球場(茨城県つくば市谷田部)があり,その野球場の東に位置する段丘上に愛宕神社があり,また,段丘崖の中腹に相当する場所に医王院薬師堂がある。昨日,そのあたりを散策し,それらの寺社を参拝した。
谷田部野球場の南東にあるホテル脇の道を少し登ると,医王院薬師堂が見える。その左手前に弁財天がある。
由緒書によれば,この寺院の創始は大同年間に遡るのだそうだが,中世に戦火で焼失するなどし,現在の建物は比較的最近になって再建されたもののようだ。境内には多数の石仏が並んでいた。
石仏が並んでいる場所の背後は崖になっており,その崖を斜めに上るようにして小路がある。その小路を登ると谷田部台町地区の段丘上に出る。そこは,愛宕神社の背後地ともなっているので,そこから東に進むと愛宕神社の本殿背後に至ることになる。また,段丘下から登る急峻な階段が別にあり,そこには鳥居がある。愛宕神社の境内には八幡宮がある。台地の縁からは谷田川の流れる低地や対岸の様子がよく見える。
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