新春のつくば植物園:ウグイスカグラ

まだ正月があけたばかりなので木々に花咲くのにはちょっと早いと思いつつ,つくば植物の林の中を通る小道を歩いてみた。既に蕾が膨らんで花が咲き出しそうなものもある。寒いと思っていても実際には例年よりも気温が高いのかもしれない。でもまあ,咲いているものはないだろうと思って冬芽の写真などを撮りながら歩いた。すると・・・

何とミヤマウグイスカグラの花が咲いているではないか!

しかも,いっぱい咲いている。

Lonicera gracilipes var. glandulosa


ウグイスが喜んで踊る前に私が喜んで(踊りはしなかったけれど)この花の写真を撮った。

そして,「まあ,ミヤマウグイスカグラなので少し早く咲くこともあるのだろう」くらいに思いながら更に散歩していたら,何とウグイスカグラの花も咲いていた。驚きだ。

Lonicera gracilipes


とにかく,正月早々,早春の木の花と出遭えてラッキー。

ちなみに,春の早い時期に花を咲かせるマンサクの仲間はまだ蕾だったのでもうしばらくかかるだろうと思う。これに対して,トサミズキの蕾がかなり大きくなってきていたのでびっくりした。このままの調子でいくと,もしかすると,かなり早い時期に咲いてしまうかもしれない。他にも何種類か同じような例を見つけた。

やはり全体としては確実に地球温暖化が進行しているという事実を認めざるを得ないだろうと思う。

温暖化が二酸化炭素の影響によるものだという説については,かなり疑問があると思ってきた。二酸化炭素排出権ビジネスを成立させるための詭弁の一種かもしれない。

この説の真偽はともかくとして,かつて縄文時代~古墳時代あたりまではかなり温暖な気候であり,当然のことながら海進の状態にあった。その当時には全国各地の貝塚遺跡のあるあたりの高さまでは海だったはずだ。

もし急速に温暖化が進むとすれば,何十年か後にはそこらへんまでが海になってしまう可能性がある。あくまでも可能性の問題なので,そうならないかもしれない。しかも,私はその分野を専門とする科学者ではないので,まるっきりハズレなことを言っているのかもしれない。(笑)

でも,私は,現在の住所に転居してきた十年以上も前からそのことがずっと心配でならなかった。

だから,現在住んでいる家を購入するために探した際には,そのことを考慮に入れ,かつてのような海進の時代になっても大丈夫なところを探してみた。そして,古墳時代には半島のようになって海の中につき出ており,古代の豪族が古墳を造営し,少し下のほうに貝塚の遺跡がある台地のような住宅地を探し出して,そこに居を構えたのだった。

もちろん,これでも万全であるとは言えない。もっと海進が著しくなり現在よりも海水面が10メートル以上高くなると,もっと山のほうに逃げないといけなくなるに違いない。現代版ノアの洪水と言ったところだろうか・・・

でもまあ,そのときはそのときでまた考えることにしよう。(笑)


 国立科学博物館筑波実験植物園(つくば植物園)
 http://www.tbg.kahaku.go.jp/

この記事へのコメント

2008年01月05日 23:45
ミヤマウグイスカグラ、もう咲いていましたか。
今日里山へ見に行こうと思いながら、他へ廻ってしまいました。
次の機会を早く作って探さなくては。

我が家は標高82m 海進は人ごとと読み過ごしています(笑)
その上、丘陵地も川も間近、採集生活には「適」のようです。
2008年01月06日 09:23
無名子さん こんにちは。
昨晩遅くまで,古代エジプト文明を扱ったNHKの番組(ハイビジョンで放映されたものの再放送)を観ていたら,今朝は久しぶりで寝坊をしてしまいました。(笑)
採集生活ができるところは安全(?)ですね。
人口が爆発すると,どうしても河口部分にある平野部に人が集まってきます。しかし,そういう場所は洪水や津波などによって一挙に全滅してしまうリスクが非常に大きいです。おそらく,過去の文明の中のかなり多くがそのようにして失われてしまったのでしょう。そして,そのような記憶が,羊を連れて野山を転々としていた人々に語り継がれ,旧約聖書の中にある物語として残ったのだろうと想像しています。
日本も例外ではないですね。なにしろ,かつては飛鳥の宮の近くまで大きな船が海から登ってくることが可能だったそうですし,そのころの難波のあたりは海の底だったわけですから。

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