コモンマイナ(インドハッカ)

シドニー植物園の中央部にある池のあたりの芝生で,ムクドリのような鳥が歩いているを見つけた。目の後ろのところに黄色の模様があり特徴的だ。Dymocksで購入した『Birds of Australia』で調べてみたら,和名を「インドハッカ」と言い,豪州での英名を「コモンマイナ(Common Myna)」と言うムクドリに近い鳥だと分かった。


コモンマイナ(Acridotheres tristis Linnaeus)は,ムクドリ科に属し,インド~東南アジア,オーストラリア,ニュージーランド~太平洋各地に広く分布し,オーストラリアでは主に東部の海岸近くに生息する鳥ということだ。


Common Myna


この鳥は,もともとオーストラリアに存在していたわけではなく,本来はインド原産の鳥で,1860年ころにオーストラリアに持ち込まれ,以後,増えてしまった鳥らしい。

この写真では分かりにくいが尾羽の裏側が白い色になっているのも特徴のひとつだそうだ。樹の枝などを次から次へと飛び移っている姿を見かけ,何度か写真に撮ろうと思ったのだけれども,うまく撮影できたのは,この写真を含め数枚だけだった。

樹上にいる鳥を撮影しようとすれば望遠レンズを装着可能なカメラと三脚が必要になりそうなのだが,写真撮影が主な目的の旅ではないので,購入して持って行くわけにもいかない。(笑)




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