雪国植物園:ヒロハテンナンショウ
長岡市の雪国植物園の城跡へと続く山道の路傍で,ヒロハテンナンショウの仏炎苞を観た。普通のマムシグサのような植物もあったが,一番多かったのはヒロハテンナンショウだった。私の住む茨城県あたりの山野とはかなり異なった光景にびっくり。日本海側の山野草の植生は太平洋側とはぜんぜん違うのだということがよく分かった。
ヒロハテンナンショウ(Arisaema amurense Maxim. subsp. robustum (Engler) Ohashi et J. Murata)は,サトイモ科テンナンショウ属に属し,北海道,本州(福井県以北の主に日本海側),九州(北部)の山地の比較的暗い林床などに生育する多年草ということだ。


ヒロハテンナンショウの仏炎苞は,コウライテンナンショウの仏炎苞とよく似ている。しかし,ヒロハテンナンショウの仏炎苞は葉よりも低い位置につくのに対し,コウライテンナンショウでは葉よりも高い位置に仏炎苞がつくところが決定的に異なっている。解説の中にはヒロハテンナンショウのほうがコウライテンナンショウよりも小型だと書いてあるものがあるけれども,どちらのテンナンショウでも個体差が大きいようなので,植物全体の大きさで判断・識別するのは危険ではないかと思う。
ヒロハテンナンショウ
http://jousyuu.sakura.ne.jp/hirohatennansyou.html
ヒロハテンナンショウ
http://www.niks.or.jp/syokubut/hanabana/hirohatennansyou.htm
雪国植物園
http://www.niks.or.jp/syokubut/
ヒロハテンナンショウ(Arisaema amurense Maxim. subsp. robustum (Engler) Ohashi et J. Murata)は,サトイモ科テンナンショウ属に属し,北海道,本州(福井県以北の主に日本海側),九州(北部)の山地の比較的暗い林床などに生育する多年草ということだ。
ヒロハテンナンショウの仏炎苞は,コウライテンナンショウの仏炎苞とよく似ている。しかし,ヒロハテンナンショウの仏炎苞は葉よりも低い位置につくのに対し,コウライテンナンショウでは葉よりも高い位置に仏炎苞がつくところが決定的に異なっている。解説の中にはヒロハテンナンショウのほうがコウライテンナンショウよりも小型だと書いてあるものがあるけれども,どちらのテンナンショウでも個体差が大きいようなので,植物全体の大きさで判断・識別するのは危険ではないかと思う。
ヒロハテンナンショウ
http://jousyuu.sakura.ne.jp/hirohatennansyou.html
ヒロハテンナンショウ
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