コエビソウの花

コエビソウは,大概の植物園の温室に植えられているし年中花を咲かせているようにも見えるのだが,花のように見える部分は苞と呼ばれるもので本当の花を見ることのできる機会は意外と少ないかもしれない。水戸市植物公園の温室で,コエビソウの花が咲き出していた。

コエビソウ(Justicia brandegeana Wasshausen & L. B. Smith (=Beloperone guttata) )は,キツネノマゴ科コエビソウ属(ジャスティシア属)に属し,メキシコ原産の常緑低木ということだ。






コエビソウには,様々な園芸品種もあるようだ。寒さに強い品種もあるらしく,玄関先に鉢を置いてあるお宅を何軒か見つけてびっくりしたことがある。園芸店でも「ベロペロネ」という名で売られているのを観たことがあるので,結構重要もあるのかもしれない。
自宅でコエビソウを栽培している方にとっては見慣れた花かもしれないが,私の自宅にはないので,植物園の温室で花を見られるととても嬉しい。


 コエビソウ(小海老草)

 コエビソウ(小海老草)



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