キブシの雄花
念願かなってやっとキブシの花を観ることができた。昨年から1年ごしで観たいと思い続けていた。手っ取り早く観られる場所が自然観察の森の中にあることを知ってからも10ヶ月くらいになる。今回観られたのは雄花だけだが,とにかく,一応目標の一つを達成したことになる。(笑)
キブシ(Stachyurus praecox Sieb. et Zucc.)は,キブシ科キブシ属に属し,北海道(渡島半島),本州,四国,九州の山地に生育する雌雄異株の落葉低木ということだ。
雄花
雄花序
雄花序
雄木(手前黄色の花の木)と雌木(後方茶色の花の木)
キブシの花はちょっと変わっていて,雄花と雌花と両性花とがあるようだ(下記「キブシの両性花」のサイト参照)。自然観察の森には雌木もあり,秋には雌木特有の大きな実がなる。しかしながら,残念なことにも,雌木の枝は高いところにあり,私のカメラで花の接写をすることができない。別の場所で雌花と両性花を咲かせる木を探すことにしよう。
そう言えば,つくば植物園にはハチジョウキブシの木もあり,先日訪問したときにはその蕾が膨らんできていたから,そろそろ咲いているかもしれない。
というわけで,樹の花に関する次なる目標は,キブシの雌花と両性花を観ることに定めることになってしまった。(笑)
そう言えば,つくば植物園にはハチジョウキブシの木もあり,先日訪問したときにはその蕾が膨らんできていたから,そろそろ咲いているかもしれない。
というわけで,樹の花に関する次なる目標は,キブシの雌花と両性花を観ることに定めることになってしまった。(笑)
キブシ(木五倍子)
キブシ(木五倍子・木付子)
この記事へのコメント
キブシは,樹の花について本気で勉強しようと思い始めたきっかけを与えてくれた植物です。私にとってはとても想い出深い樹木だといえるでしょう。
山の中を散策しながらマンサクやキブシの自生を見つけたいところなんですが,時間があるときは天気が悪く,天気がよいときは時間がないという調子で,どうもうまくいきません。
しょうがないので,短時間の間に写真を撮影できる植物園や自然観察林などに行き写真を撮っている状態です。^^;
自宅近くの散歩道のどこかに生えていればそこでも撮影可能なのでしょうけれど,どうやら存在しないようです。
3月の終わりごろ鎌倉極楽寺の切通しで
見ます。それとこれからの季節雑木林に
行くと会えますね。わたしも大好きです。
まだ芽吹かない木々のなかにキブシの
淡いクリーム色のかんざしが下がります(^^♪