マユハケオモト(ハエマンサス)

先日,つくば植物園の温室でマユハケオモトの花を観た。ヒガンバナの仲間ということなのだが,花ばかりがやたら大きく,オモトのような葉をしている。変わった植物だと思う。ここで私が観たのは白色の品種の花だったが,新宿御苑の温室には赤紫色の品種も花を咲かせている。
マユハケオモト(Haemanthus albiflos Jacq.)は,ヒガンバナ科ハエマンサス属に属し,南アフリカ(主に中部地域及びNamaqualand西部)原産の球根植物で,日本国には明治時代に観賞用として導入されたということだ。
日本では,「ハエマンサス」という名でも流通しているらしい。
ちょっと変わった名前をしているが,お化粧の際に用いるハケ(刷毛)に似ているところからこの名があるらしい。とは言っても,現代では,女性のお化粧のやり方も明治時代とはかなり違ってきているだろうから,もしかすると「マユハケ(眉刷毛)」という言葉それ自体が死語に近いのかもしれない。
この植物は,かなり変化が大きな植物ということだ。その葉は,斑入りのものもあり,薄い黄緑色から深くて濃い緑色まで多種多様らしい。そのため,花も美しいが,むしろ観葉植物として愛好する人のほうが多いとのこと。
ハエマンサス・アルビフロス
http://www5.ocn.ne.jp/~koyama/Haemanthus-albiflos.htm
まゆはけおもと (眉刷毛万年青)
http://www.botanic.jp/plants-ma/mayuha.htm
Haemanthus albiflos Jacq.
http://www.plantzafrica.com/planthij/haemanalbif.htm
この記事へのコメント