ホオズキカメムシ
散歩していたら,クコの木の枝に1センチ以上ある比較的大きなカメムシがとまっているのを見つけた。何となく第二次世界大戦当時のドイツ軍の重戦車を連想させるようなごっついカメムシだ。調べてみたら,どうやらホオズキカメムシらしいということが分かった。ホオズキカメムシ(Acanthocoris sordidus (Thunberg))は,ヘリカメムシ科に属し,本州,四国,九州,沖縄に分布し,5月~10月に成虫が出現するカメムシということだ。成虫は草の根元で越冬するとのこと。
英名を「Winter cherry bug」と言うらしい。
ホオズキカメムシは,ホオズキなどのナス科植物やヒルガオ科の植物上で見られ,サツマイモ,トマト,ナスなどの植物を食害するカメムシとされている。私が見たクコの木のすぐそばに農家の畑があり,トマトなどが植えられていたから,もしかするとそこで食事をしたあと,移動して一休みをしていたのかもしれない。
まあ言ってみれば,農家にとって憎き敵ということになるのだろう。
私はその姿を見て楽しみ,写真を撮って記録するだけなのだが,農家はこのような「害虫」を駆除しなければならない。そのために農薬が用いられることもあるのだろう。
なかなか難しい世界だと思う。
ホオズキカメムシ
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この記事へのコメント
いつもいろいろと教えていただき,ありがとうございます。^^
12月とは随分寒くなっても活動できる昆虫なんですね。さすが「重戦車」みたいな体をしているだけのことはあります。(笑)
じゃ,今度,こっそり藁をもっていって敷いておこうかな・・・?^^;
観察された付近の樹木に藁を巻いておいて冬場はずしてみるとたくさんの本種が観察できることがありますよ~。