ユリノキの花

先日信州に行った帰路,常磐道下り線の守谷SAでユリノキの花を見た。見たと言っても夜だったので写真撮影は無理。昼間見たいと思っていたが,やっと見ることができた。
ユリノキの花は基本的に黄緑色をしているし,ユリノキの葉も大きいのでそれにまぎれてしまうような感じになることがある。だから,知らない人が見ても気付かずにその場を通り過ぎてしまうかもしれない。
でも,黄緑色の地にクリーム色とオレンジ色の模様が入ったかなり大ぶりの花は,一度見たら決して忘れられないほど印象深いものだ。
近くで個々の花を観ても良いし,少し離れたところから樹木全体に花咲いているところを観ても感動する。
一般に樹の花は小さく地味なものが多い中で,花らしい花を観たいという人にはお勧めだろう。
ユリノキは,秋には真っ赤に紅葉するらしい。これまでも観ているはずなのだが意識して観たことがないので記憶が定かではない。今年は,ユリノキの紅葉も楽しみにしながら秋を待つことにしよう。
ユリノキ(百合の樹)
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/yurinoki.html
この記事へのコメント
覚えられやすいと言う意味では、得をしている木ですね・・・
本当に葉も大きくてカエデみたいな形をしているし,花も大きいです。
一緒にいた妻が一目で気に入ってしまいました。
でも,すごく大きくなる木なので,庭に植えるのは無理ですね・・・^^;
私もひと目見て好きになった花木ですが何せ高い所に咲くので
なかなか花全体を見ることができません。
紅葉は東京では真っ赤にならないですね(楽しみを奪ってしまったかしら。ごめんなさい)
ユリノキは本当に大きくなりますね。東京都内だと新宿御苑にもありますが,かなり大きな木です。花の写真を撮るのは結構大変・・・^^;
この写真は,たまたま比較的低いところで咲いているものと出会えたので写真を撮ることができました。近くて観察すると,とても大きくて綺麗な花だということが分かります。^^
紅葉でも花の色でもそうですが,良い色が出るためには寒暖の差が激しいほうが良い場合が少なくないそうです。東京都内だとその点で若干問題があるのでしょうね。