ヤシャブシの雌花

市営の自然観察林で10日ほど前に見た。もう受粉した後ではないかと思ったが,よく分からない。どうやらこれが大きくなっていってヤシャブシの実になるらしい。
Webで検索していて思ったのだが,当然のことながら,撮影された場所などによって開花した花の写真を撮影した日時が少しずつ異なっている。例えば,和歌山で撮影されたヤシャブシの花の写真の日付は3月16日になっていたので,私の住んでいるところでの開花時期とは1ヶ月以上の開きがあることになる。
サクラだと「サクラ前線」とか言ってテレビや新聞やインターネットなどでも報道されるが,それ以外の花については細かく報道されることはない。
しかし,複数の種類の植物の開花時期について,Web上の写真に付されている撮影データだけでも一斉に調べ,一定のエラーを考慮した上でデータベース化すれば,それはそれで立派なデータベースになるのじゃなかろうか?
おそらく,季節の変化や気温の変化などに関して現時点で存在するどの図面よりも詳細で意味のある図面を自動作成することもできそうだ。
植物学者だけではなく,気象学などに従事する人たちも巨額の投資を要する宇宙衛星にばかり気を奪われていないで,こうした地道な方法できめ細やかな研究が可能なのだから,少し考え直してもらいたいと思った。
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